いつまでも可愛い赤ちゃんだと思っていた我が子が、成長するにつれ、少しずつ言葉を話すようになると、ママは嬉しく思い、可愛いですよね。
初めはそんな子供にメロメロですが、その感情もつかの間、どんどんおしゃべりになっていき、いつの間にか嘘までついてくるようになります。
「自分の子供が嘘をつき始めた」そう思い悩むママも多いかと思います。
嘘をついたときはどうすれば良いのか、子供の嘘の注意すべきポイントをお教えします。
子供の嘘で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
こちらもどうぞ:子供を叱るときのポイント
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目次
子供はなぜ嘘をつくのか
子供が嘘をついたとき、大きく二つに分けて考えてみましょう。
それは、気にする必要が無い嘘と、注意が必要な嘘です。
幼く、まだ何が何だかわからない子供の嘘では特に心配することもないかと思いますが、子供の嘘の中には、親がきちんと向き合って考えなければならない嘘があります。
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子供の嘘には
・こうなればいいなという願望
・現実と空想の世界が混同してしまい結果嘘になってしまっている
・自分を守るため
・周囲の気をひくため
という種類に分けられます。
上の二つの「こうなればいいなという願望」「現実と空想の世界が混同してしまう」という嘘は、特に子供に嘘をついているという自覚がないので、親があえて気にしなくても良いでしょう。
幼少期に多くみられることで、そのまま子供の話を聞いてあげて良いのです。
ですが、下二つの「自分を守るため」「周囲の気をひくため」の嘘には注意が必要です。
なぜなら子供が嘘をついているという自覚があるかもしれないからです。
親が子供の話を聞いて、明らかに嘘をついていると判断したときには、「嘘をつくことはいけないことだ」と教えなければいけません。
他人を傷つけてしまったり、誤解をさせてしまうことを覚えてはいけないのです。
嘘をつく理由
子供はなぜ嘘をついてしまうのか。
それは、親や周囲の大人たちに原因や理由があるのかもしれません。
あまり子供との時間を大切にしていなかったりすると、子供は自分を見て欲しく、親の気をひくために嘘をつくことがあります。
目を離し過ぎず、寂しいと思わせることのないように、適度な距離を保つことが大切です。
子供というものは、欲求が十分に満たされていないほど、嘘をついてしまうことがあるのです。
子供なりに不満が募ったりすると、嘘をついてしまいます。
そして、子供がいけない嘘をついた場合でも頭ごなしに叱りつけてはいけません。
子供がなぜそんな嘘をついてしまったのか、嘘をついた背景を良く考え、その上で自分は子供の嘘に対してどのように接する必要があるのか、ということを、一度立ち止まって考えてみましょう。
そして、「嘘はいけない」ことを根気よく伝え続けていくことが、何よりも大切なことなのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
子供が成長し、嘘をついてしまうと、親としては非常にショックなことではありますが、それもある意味成長の証だと捉えることもいいかもしれません。
子供がついた嘘によっては「嘘までつけるほど一人前になって!」と大きな心を持つことも、子育てには必要なのです。
もちろん、ついてはいけない嘘の場合は放置しておくと、新たな問題が起きる可能性がありますので、決してよくありません。
「嘘をつくことは悪いこと」と、子育てをするうえでは必ず教えたいことではありますが、子供は嘘をつくものだと前もって認識しておきましょう。
あなた自身も、今までの人生嘘の一つや二つ、ついていますよね。
親も自分の行動を一度振り返ってみて、反省しながら子供といっしょに成長していくことができれば良いですね。
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