一般的には、子育ては男の子のほうが大変と言われていますが、そんなことはありません。
女の子の子育てだって非常に難しく、女の子のママだからこそ持つ特有の悩みがありますよね。
ご近所のご主人は、「仕事から帰ると口うるさい嫁が二人いるようなものだ」と言われていました。
娘も小学生にもなると、大人顔負けのことを言ってきます。
そこで今回は、女の子の子育てによくある悩み3つピックアップしてご紹介いたします。
同性であるママが、自分の娘とどう付き合っていくべきかについて考えてみましょう。
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目次
1.生意気な物言い
まず、第一に挙げられることが、女の子は口答えが生意気ということではないでしょうか。
女の子は幼稚園に入るころから、ママに対してカチンとくるようなことを平気で言い返すようになります。
女の子は男の子よりも平均年齢が高く、言葉を覚えることも得意です。
大人が言っている言葉を覚えて、大人のような口をきくからこそ「生意気」に思えてしまいます。
小さい頃は、「ママなんて嫌い」というだけでしたが、いつの間にか「ママだって〇〇しているじゃない」
「○○とは言っていない、××って言ったの」といった皮肉を言うようになり、「小さなオンナ」と化してしまいます。
そして、それが幼稚園などでお友達とも言い合うようになり、互いに影響し合うので、生意気で皮肉な言い方はどんどんエスカレートしてしまうのです。
ですが、今一度考えてみましょう。
子供は耳にしなければ覚えることはないですよね。
あなたがパパと言い合うときに、皮肉な言葉を投げかけていませんか?
相手に対し、上から目線で話していませんか?
子供はマネをする天才です。
周りの大人の言葉の乱れもしっかりマネしてしまいますので、もし我が子に言葉の乱れがあるのならば、自分の言動を振り返る必要があるでしょう。
2.友達関係
女の子の友達関係というものは、非常に複雑で難しいものがあります。
女の子の友達グループは、男の子の友達グループと違い少人数でグループを形成する傾向があります。
2~4人くらいのグループを作り、自分たちのグループの絆を深めていくことが多いのです。
それは幼稚園であっても小学校であっても同じことで、もしその中の一人が風邪をひいてお休みをしたり、自分にとって嫌なことをされると、すぐに仲がこじれてしまう場合があるのです。
そして、そうなってしまうと、すぐに「幼稚園に行きたくない」「友達がいない」と言ってしまうのです。
少人数のグループだからこそ、一人一人がお互いに影響力が大きいのです。
幼い頃であればお友達と喧嘩をしてしまっても、次の日にはケロッとしていることも多いのですが、段々と年齢が上がるにつれて、その喧嘩が仲間外れに繋がってしまうのです。
もし「行きたくない」ということを言われたら、何がそう言わせているのかを知ろうとしましょう。
それでも強制的に行かせることはせずに、話をしっかり聞いて解決できるように諭してあげてください。
3.悪口を言いやすくなる
男の子は何か不満があるとすぐに手が出てしまい、体を使った攻撃が悩みとなりますが、女の子は言葉で攻撃をしやすくなります。
男の子は「フィジカル」を攻めるに対し、女の子は「メンタル」を攻める傾向があります。
その典型的な例として、悪口や陰口ですよね。
同じグループでいても、その場にいない子の悪口を言って、そのグループ内の結束を高めようとしてしまうことがあります。
グループに合わない言動をしてしまうと、すぐにのけ者にされ、仲間外れにされてしまうのです。
今の時代、LINEやSNSが非常に多く普及しているため、ある一人の子を仲間外れにすることは簡単なことなのです。
親としても注意しておきたいポイントですよね。
もし自分の娘が、仲間外れのターゲットとされた場合、その子の存在価値を見出してあげてください。
仲間外れにされたということで、「自分を否定された」という意識が強くなってしまい、自己肯定感が下がってしまうのです。
親として、その自己肯定感を下げないように心がけてみてください。
きっとママの存在が子供にとって大きな癒しとなるでしょう。
まとめ
女の子を育てる上で、ママは同性だからこそ悩むことも多いでしょう。
ですが、母と娘の距離感を上手に取ることができると、きっといいアドバイスができます。
踏みこみ過ぎないよう、過言し過ぎないように心がけて下さい。
ステキな母と娘の関係を築いて下さいね!
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