可愛い天使のような幼少期を経て、成長し、2歳頃になってくるとやってくる『イヤイヤ期』。
2歳児の子育てが嫌で、朝になることが憂鬱だと悩むママも多いのではないでしょうか。
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・イヤイヤがひどく、夜も眠れない
・2歳半になってもイヤイヤ期が抜けない
・大人しくしてくれないので、公共の場で周囲の目が気になる
・車の中でもチャイルドシートにじっと座れないので出かけることが嫌になる
・一度機嫌を悪くすると、狂ったように大声で暴れ泣き叫ぶ
などなど、2歳児を持つママは、悩みが尽きないことでしょう。
「子育てにもう疲れた」そう思ってしまう前に、ぜひ読んでみて下さい。
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目次
イヤイヤ期とは
子供が2歳前後になると訪れる「イヤイヤ期」
このイヤイヤ期は、一体どういった成長段階なのでしょうか。
「イヤイヤ期」とは、子供の自己主張が始まる時期のことを言います。
ママがすることと、自分がしたいことの違いを感じ、精一杯「イヤイヤ」と言って表現してきます。
こういった親とのやり取りの中で、子供は自分との意見の違いを感じ、それぞれに気持ちがあることを学ぶのです。
相手の気持ちを考えるということ、相手の意見を聞くこと、我慢すること、相手を思いやること。
そういった大切な気持ちを学んでいく、大切な時期なのです。
そしてこれは、子供の脳の発達に大きく関係してくるのです。
赤ちゃんのころであれば、まだ脳が発達していないため、欲求を抑えることを覚えていません。
イヤイヤ期は、親からみるとただのわがままで、厄介な暴れ者と感じてしまいますが、これは子供の脳が成長しようと一生懸命なサインなのです。
子供自ら「今これをしたい!」と思うことに、親が「それはだめ!」といい拒否されてしまうと、子供は「やりたい」という気持ちを上手くコントロールできずに「怒り」の感情になってしまうのです。
そして「怒り」の感情もコントロールすることができないので、外に出してしまうのです。
ですがこの時期、子供は「イヤイヤ」と言いながら一生懸命自分で感情のバランスを取ろうとしているのです。
つまり、イヤイヤ期とは、子供が自分で自分を制御できるようになる手前の「成長の壁」なのです。
ママの心の休めかた
いくら、可愛い子供の成長段階だと思っていても、毎日泣き叫び暴れられたら、ママも心と身体が疲れてしまいますよね。
そんな時は身体をしっかり休め、心も休めなければいけません。
しかし人は、何か嫌なことがあると、ついその事ばかりに考えが集中してしまいます。
そして余計にその嫌なことを考えてしまうのです。
つまり、イヤイヤ期に「子供が言うことを聞かない」となると、そのことでイライラしてしまい、
そのイライラする気持ちから解放されたくて、なんとか子供に言うことを聞かせようと集中してしまうので、
余計に疲れてしまうのです。
2歳児の子育てに、過剰に心と身体が疲れてしまっている場合、
子供のイヤイヤ期に対してマイナスの見方しか見れていない可能性があります。
「子育ては思うようにはいかない」そう思い、考え方を少し変えてみるだけでも、疲れ方が変わり、
子供の見方も大きく変わるものです。
「どうせイライラしても、イヤイヤ期がおさまることはない」
「一生懸命イヤイヤ言いながら、自分と葛藤しているな」
など、視点を変えて子供の様子を見てみることにしましょう。
背筋を伸ばして、上を向いて、好きな音楽を聞いて、明るい表情をしてみて下さい。
心と身体は繋がっているので、明るい気持ちになることは、きっと身体にも効果がありますよ。
まとめ
2歳児の「イヤイヤ期」の子育ては本当に大変なことだと思います。
ただでさえ大変なのですから、もっと自分自身を大切に考えて下さい。
まずは一日の中で5分、自分が幸せだと思う、良い気分の時間を作ってみて下さい。
良い子育てのために大切なのは、ママ自身の心と身体の状態が良いことなのです。
愛情や笑顔が自然と溢れるような状態を自分自身で作ってみましょう。
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