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目次
秋冬スキンケア
秋冬は気温・湿度が低下する屋外でも、暖房を使い始める室内でも肌が乾燥にさらされる季節です。
秋の始めには、夏の間に浴び続けた紫外線の影響で“シミ・ソバカス”“くすみ”が目立ちます。
さらに、紫外線を浴び続けることにより、肌内部のコラーゲンなどがダメージを受け“ハリのなさ”を感じやすくなります。
晩秋から冬に向かっては、気温・湿度が低下により血液循環も鈍りはじめ、皮脂や汗の分泌が減少します。
皮脂膜が十分つくられなくなり、目元、口元、頬などに“かさつき”が目立ちます。
ますます寒さ、風の冷たさが増し、肌の“乾燥”“肌荒れ”が進んでいきます。
肌内部の働きが低下し、“しわ”“はりのなさ”“くすみ”につながります。
さらに暖房でも肌の水分が奪われ“乾燥”に追い打ちをかける状態になります。
そんな秋冬の悩み“乾燥”を防ぐスキンケアを紹介していきます。
こちらもどうぞ:お肌の手入れで意外と知らない、正しいスキンケア方法
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どんな時に乾燥するのか
秋冬は急速に湿度が低下し、雪の降る地域以外では激しく空気が乾き、特に2,3月が乾燥のピークです。
現代は、エアコンの使用により室内は夏でも乾燥状態にあります。
乾燥にさらされた皮膚は水分が奪われ、肌表面の角層の水分量が保てない状態になり、ダメージを受けやすくなり、うるおいを失って肌あれを引き起こします。
保湿のためには水分をたっぷり補給
美肌の鍵を握るのは“角層”です。
角層は、肌のもっとも外側にありバリア機能・保湿機能という重要な役割を果たしています。
健やかな角層を育み、維持するためには、水分をたっぷり補給することが一番大切です。
水はうるおいを与え、肌環境を整える役割があります。
角層細胞の一つ一つを包む上部なたんぱく質の袋をCEといい、化粧水はそのCEが成熟するのを整える働きをします。
乳液は細胞間脂質を整えます。
化粧水と同様にCEが成熟するように肌環境を整え、ケラチン繊維が折れないようにピンと張らせる役割があります。
化粧水と乳液は角層の働き・状態を保つために必須な基本アイテムで毎日、朝と夜のお手入れが大切です。
お手入れの順序
美肌を保つ基本のスキンケアを効果的に行うには、どの順序がいいのでしょうか。
基本のケアは、まず汚れを取り除き、肌を清潔にすることから始めます。
肌本来の働きを健やかにすることはもちろんですが、次に使う化粧品に効果を十分に発揮するためにも大切です。
次に清潔な肌に、化粧水→乳液の順でお手入れします。化粧水でみずみずしい肌になった後に乳液なじませるほうがなじみも良く、うるおいの浸透と持続が高まります。
朝はお手入れの後に紫外線や乾燥から肌をしっかり守るために日焼け止めを塗ります。
夜は、お手入れの後にクリームを塗ることで、寝ている間の乾燥から守る効果と乳液等クリームの前に使ったアイテムの浸透までを助ける効果があります。
さらに、スペシャルケアとして美容液やマスク、マッサージ料などを取り入れてケアしていくことで美肌を保つことができます。
スペシャルケアの順序は、除去アイテム→化粧水→乳液→美容液(マスク・マッサージ料)→パック(収れん化粧水)です。
きちんとアイテムを揃えていても使うタイミングや順序を間違っていると効果が発揮されないことになってしまいます。
正しい順序で使うことがスキンケアのポイントです。
取り除くケア
肌の汚れには、チリ、ホコリ、細菌、大気汚染による化学物質など外側から受け取るものと汗、皮脂、古くなった老廃物など肌から生まれて肌表面に残っているものがあります。
またメイクも時間が経過すると汚れとなります。
肌のザラつきや毛穴の黒ずみ、にきびなど肌トラブルの原因となります。
洗顔は肌を清潔にするために必要な基本アイテムで、それ以外の除去アイテムは肌状態やニーズに合わせて特化した機能をもつ特別なアイテムです。
メイク落としでメイクをすっきり落とし、洗顔フォーム、洗顔せっけん、洗顔パウダーで素肌の汚れ、不要なものを洗い流して落としていきます。
洗顔などでは落としにくい、肌にとって不要なもの(角栓、重層化した角層など)を取り除くために除去化粧水、除去クリーム、除去マスク・パックなどを使用していきます。
これからの季節最も気になる“乾燥”を予防しながらスキンケアする方法を紹介しました。
基本的なスキンケアを行う際にも順序が大切となってきますので、効果的に浸透させていくためにもスキンケアの順番通りに行い、乾燥に負けない肌を整えていきましょう。
参考:https://www.shiseidogroup.jp
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