「我が家はハッキリ言って貧乏だけど、ちゃんと子供を育てられるかな・・」
「子供に満足させてあげられるかな・・」
そういった不安や悩みを抱えてしまっていませんか?
親が不安や悩みを持ったままでは、子供にもそう思わせてしまうことがあるのです。
最低限の暮らしの中で良かったと感じることを大切にしましょう。
経済力だけで、気持ちが落ち込むことはもったいないことです。
そこで今回は、貧乏で子育てをするとき、理解すべきポイントをご紹介いたします。
こちらもどうぞ:母親にいじめられた女性の子育て不安の原因と解決策
スポンサーリンク
目次
子育てはお金だけではない
生きる上で、お金は最重要ですよね。
子供に最低限の衣食住をさせるように務めるのは、親として当たり前のことです。
ですが、あなたが「お金がない」と悩むことは、食べることが出来、ぐっすり寝られる環境があり、ガス、水道、電気が通った上での悩みではないでしょうか。
「貯金がない」「お給料だけで精一杯」という悩みが多いかと思います。
子供に無理を強いるような環境ではありませんが、ちょっとした贅沢もできない。
そういった環境なのであれば、不安や悩みを重く感じることはありません。
「子育て=お金でできるもの」とは考えないようにしてください。
例えば、お昼ご飯が「おにぎり」だったとしましょう。
子供はそれに対して文句を言いますか?
それよりも、「いっしょに笑顔で食べること」に幸せを感じるのではないでしょうか。
物の中身や値段でなく、そばにいる空間のあたたかさを大切にしましょう。
子供は幸せを感じやすい
子供にとって幸せは身近なものです。
子供は大人よりも、幸せを感じるハードルが低いのでしょう。
いつもと違う道をお散歩するだけでも、ウキウキして飛び跳ねる子供もいます。
たまに、いつもと違うアイスクリームを買ってあげると、幸せそうな顔をする子供もいます。
贅沢をさせていない分、たまのちょっとした家族の楽しみや食事に特別感があるのでしょう。
どこかにお出掛けをする機会は少ないとしても、子供はその分日常に転がっているちょっとした面白い物や、綺麗なものを見つけて喜ぶことができるのです。
そんな顔を見ると、お金が無いからと言って自分が暗い顔をしていてはダメだ、と思いますよね。
子供は楽しみを見つける天才です。
お金が無くても、心が豊かであればどんな環境でも子供は無敵なのです。
物を大切にする気持ちが育つ
誕生日やクリスマスなど、特別な日でないとおもちゃや物を買ってあげられない場合、子供は物を大切にする気持ちが宿るでしょう。
そのおもちゃを大切にし、きれいに使おうという気持ちになりますし、きちんと片づけ、投げたりすることもないでしょう。
たくさんあるおもちゃのひとつ、ではなく、宝物になるのです。
プレゼントと併せて、「くれた人の気持ち」を少しずつ教えていくと、お金の価値観についても意識し、お金を大切だと思えますよね。
お金がないと起こるイライラの感情
いくら「お金がすべてではない」と思っていても、生活が苦しいと夫婦間がギスギスしてしまったりすることもあるでしょう。
頑張って働きたいと思っていても、働けない理由や、金銭的に追いつかない状況であったり、人によってはさまざまです。
子育ては確かに先が長く、学費や将来のことを考えるとずっしりと重いものがあるでしょう。
ですが、子供は何にも変えられない「財産」であることを忘れないでください。
まだこの先も状況は変わるでしょうし、気持ちだけは前を向いていればそれでいいのです。
平凡でも、ささやかな幸せを感じることのできる生活を大切にしてください
まとめ
大切なのは、お金に惑わされない豊かな心を育てることです。
大切なのは「経済状況」だけではないのです。
そして、子供は親からお金を求めているのではなく、「笑顔」を求めているのです。
パパやママがお金のことで喧嘩をしていることは、子供にとっても悲しいことです。
貧乏なんて笑い飛ばして、心を豊かに育てることができれば、子供はお金がなくても、そんなことは関係なくすくすくと育ってくれるでしょう。
お金がないから、という理由で、あなた自身や子育てに自信を無くさないようにしてください。
スポンサーリンク