友人や知人の結婚式に招待されたものの、事情があり断らなければいけないようになってしまった場合、結婚式を欠席すると新郎新婦に伝えなければなりません。
お祝いごとの「お断り」をするには、配慮が必要となってきます。
あまりにストレートに伝えてしまうと、相手を傷つけてしまい、お祝いごとに水を差すことになりかねませんので、言い方には工夫が必要です。
結婚式を欠席する、という判断となったとき、どのように伝えれば良いのでしょうか?
よくある欠席理由3つを上げて、考えてみましょう。
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目次
親しい知人の結婚式が重なった
結婚式は、六曜などでお日柄の良い日程が選ばれることが多いので、特定の日にどうしても重なることがあります。
春や秋の気候の良い結婚式シーズンであれば、ダブルブッキング、トリプルブッキングは珍しくないので、招待された側にとっては選択が迫られますよね。
そうなると、先に出席の返事をした方を優先しましょう。
一度出席と返事をしたにも関わらず、他の結婚式を優先することは相手にも失礼に当たります。
後から招待された方は断らなければいけませんが、その後の付き合いを考えて、正直に「とても残念ながら、既に先約の結婚式の予定が入ってしまった」と伝えましょう。
あるいは、二次会や三次会が開催されるなら、そちらに出席をしてバランスをとることを考えて下さい。
金銭的な問題
結婚式に出席するということは、出席者も「ご祝儀」を持っていくことがマナーであるので、お金がかかります。
また、結婚式のための衣装を用意したり、ヘアセットをするため美容室に行ったりと、一度結婚式に参加するだけでもかなりの出費になります。
そして、結婚式シーズンに結婚式が重なり、ご祝儀貧乏で金銭的に厳しい方など、専業主婦や、仕事をされていない方にとっては、出席したくても金銭的な問題で出席できない方もいらっしゃるでしょう。
親しい友人や知人であれば、嘘をつかず正直に「お金が無い」と伝えて、理解してもらいましょう。
そして、そこまで親しい関係でない場合は、「先約があるので」と伝えると、丸くおさまります。
新郎新婦と親しくない
今は連絡先も知らない、古い友人から結婚式に招待されると、人数合わせに呼ばれたのではないか?と思い、出席を戸惑ってしまいますよね。
結婚式に出席したからといって、今後付き合いが再開するとは思えないとき、時間とお金をかけてまで出席したくないと思うでしょう。
本当の理由が「親しくないから」だとしても、そのまま先方に伝えるわけにはいきません。
そんな時は、「家庭の事情で」「先約があるので」「どうしても外すことのできない仕事の予定があるので」といった言い方をすると良いでしょう。
まとめ
上記に上げた3つの理由以外にも、体調都合や、不祝儀など、欠席理由にはさまざまな理由があるかと思います。
親しい友人には正直に伝え、そこまで親しくない友人には、相手の気分を害することなく、上手に結婚式の欠席を伝えましょう。
直接会って伝えるか、電話にて伝え、その上で返信はがきを出すことがマナーであることを覚えておいてください。
実際の声を伝えることで、お詫びの気持ちを直接伝え、礼儀をつくすようにしましょう。
最近ではLINEでさっと済ませるということもひとつの連絡手段となっていますが、「お断り」の連絡は特に礼儀やマナーに気をつけたほうが良いでしょう。
新郎新婦の気持ちに水を差すことがないよう、配慮して伝えることが望ましいですね。
ぜひ参考にしてみてください。
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