子供をお持ちのみなさま、毎日の子育てを楽しんでいますか?
幼い子供の成長というものは大変喜ばしいもので、日々の楽しみではありますが、楽しいことばかりが子育てではありません。
「育児が苦痛だな」とストレスが溜まってしまうこともあるかと思います。
今回は育児ノイローゼについてお話させていただきますので、もし自分が当てはまると思ったら早めに対処しましょう。
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目次
育児ノイローゼとは
育児ノイローゼとは症状は重度や軽度とさまざまにありますが、簡単にいうと育児中になる「うつ病」のことを言います。
育児中にストレスが溜まってしまい、知らず知らずの間にうつ病の症状が現れるのです。
何をしていても常に育児のことで過剰に頭がいっぱい、詰まる気持ちをリフレッシュしようにも、それが邪魔をして上手くリフレッシュすることができない、その状態で毎日毎日育児に追われ忙しく時間が過ぎてしまい、身も心もボロボロに。
そんな状態のことを育児ノイローゼと言います。
自己チェック
毎日頑張るあなた自身が、育児ノイローゼになってしまっていないか、簡易的ではありますがチェックしてみましょう。
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・子供の声や鳴き声に耳をふさぎたくなる
・朝と夕方に辛い気持ちになる
・子供がかわいいと思えない
・過剰にイライラしてしまう
・感情の起伏が激しい
・どんなことでも完璧主義
・周りに頼れる人がいない
・育児を邪魔する人がいる
・悪意を感じることが増えた
・子供の成長を個性だと受け止められない
いかがでしょうか。
少しでも当てはまると思ったら要注意です。
育児ノイローゼの症状と治し方
育児ノイローゼになると、情緒不安定になったり、倦怠感を覚えたり、不眠や食欲不振になやまされたり、対人拒否してしまったりと、一般的なうつ病の症状とほぼ同じ症状があらわれるのです。
そして治し方もうつ病と同じく、精神科や心療内科を受診しましょう。
カウンセリングを受け、医師と相談し、抗鬱剤や安定剤、睡眠導入剤を処方してもらい早めの治療に取り組まなければなりません。
育児ノイローゼの対処法
まず何よりも大切なことが、一人で抱え込まないことなのです。
相談出来る人をもち、相談できる環境をつくることが大切なのです。
もし身近に親密な人がいなければ、地域の保険センターや子育て支援課で話を聞いてもらったり、インターネット上で同じ境遇の人と交流してみたりすることが良いのです。
夫や周囲の方からの協力や理解があり、子育てから完全に離れる時間を作ることができれば一番良いのですが、やはりそれは難しいときもあるでしょう。
ですが、どんなに暗い気持ちであっても、家に引きこもらずにお子様を連れて外の空気をたくさん吸ってみて下さい。
外の風は心を落ち着かせ、気持ちを穏やかにしてくれるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
毎日の育児を頑張りすぎている、そんなお母さん。
子育てというものは、本当に大変なもので、責任も大きいので、誰であってもストレスは溜まるものです。
育児ノイローゼになるのは、息抜きの仕方があまり上手でなかったり、息抜きをするとそれ以上にまた頑張ってしまうからなのです。
息抜きがもう少し上手になることができれば、考え方も変わってくるのです。
所々で手を抜き、息を抜き、ストレスを上手く発散させてみましょう。
それでも改善されない場合はできるだけ早めの精神科や心療内科への受診をおすすめします。
自分を責めないで、ふさぎ込まないでくださいね。
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