毎年、憂鬱になる時期といえば、「花粉症」ですよね。
鼻水やのどの痛みを感じ、何をしていても集中できなくて悩む方も多いことでしょう。
「花粉症」とは、スギなどの花粉が原因となって起こるアレルギー疾患なのです。
冬の終わりから春にかけて多くの人を悩ませているのです。
この厄介な花粉症で悩でいる方は、非常に多くて今では日本人の3人に1人は花粉症だと言われています。
その対策として、マスクやメガネを着用したり、空気清浄器を用意して、室内から花粉を除去したり、薬を飲んだり、いろいろ試してみることでしょう。
その他にも、花粉症に効くと言われているヨーグルトやレンコン、ふき、しそ、わさび。
いろいろ試してもですが、「どれも効果がいまいち・・」そんな方は必見です。
「じゃばら」という果物をご存知でしょうか?
今回は「じゃばら」をご紹介したいと思います。
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目次
「じゃばら」とは
じゃばらとは、ゆずやカボスといった柑橘類なのです。
見た目はまるでみかんのようで、非常に慣れ親しんだものなのです。
和歌山県北山村で生産されています。
北山村とは、和歌山県の飛び地の村であり、そこの地で自然交配により生まれた1本の原木からじゃばらが生まれたのです。
まさに、門外不出の柑橘類ですよね。
「幻の果実」とも言われているのです。
じゃばらは、古くは、江戸時代で生産されていたことがあり、「邪気を払う」という意味から「じゃばら」と名付けられました。
北山村では、お節料理にも欠かせない、大切な食材なのです。
そして、この「じゃばら」が今では花粉症にとても効果的だと口コミで話題になり、その効果も大学での研究で実証されたことも相まって、いまでもさまざまな雑誌やテレビ番組で特集が組まれているのです。
なぜ「じゃばら」は花粉症に効果的なのか
じゃばらには、「ナリルチン」というフラボノイドの一種が多く含まれています。
その成分が、アレルギー抑制に、非常に効果的だと言われているのです。
たとえば、柑橘類1個のナリルチンの含まれている量を比較してみましょう。
・スダチ16mg
・温州みかん46mg
・夏みかん75mg
・イヨかん224mg
・じゃばら882mg
このように、他の柑橘類と比べてみても、圧倒的にナリルチンが含まれている量が多いのです。
特に、じゃばらの皮に含まれているナリルチンは、花粉症の症状を引き起こす過程で発生する、脱顆粒現象を抑制する働きがあります。
ですので、花粉症の諸症状の改善に素晴らしい効果を見せるでしょう。
また、ナリルチンには高い抗酸化作用がありますので、美容にも健康面にも非常に良い働きを見せてくれますので、元気な体作りにもおすすめなのです。
もちろん、じゃばらは果物ですので身体に安全なものです。
副作用のことを考え、薬を飲むことに抵抗がある方は、ぜひ試してみる価値ありですよね。
最近では、じゃばらの果汁原液や粉末、じゃばらジュースや、じゃばら飴、じゃばらポン酢など、さまざまな商品が販売されています。
さきほど説明したとおり、じゃばらの「皮」も花粉症の助けになりますので、収穫されたじゃばらを、皮ごとまるごとしっかり搾りこんだ果汁が使用されているものがおすすめですよ。
まとめ
毎年嫌でも避けられない花粉の季節。
小さい子供から大人まで幅広く悩まされることでしょう。
テレビで天気予報なんかを見ていると、花粉飛散予測発表の数字を見ることが恐怖にもなってきますよね。
次の花粉シーズンこそ、少しでも症状をおさえるために、さっそく対策をしましょう。
花粉症対策だけでなく、美容効果も健康効果も期待できる「じゃばら」。
毎日手軽に、美味しく続けられますので、とてもおすすめですよ。
ぜひ一度試してみてくださいね。
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