最近多くなった、兄弟がいない「一人っ子」
多くなったとはいえど、一人っ子というだけで、わがままなどという、マイナスイメージになることがあったり、無意味な同情をされたりすることも現状です。
そんな状況に向き合うと、一人っ子の子育ての難しさに悩むこともあるでしょう。
そこで今回は一人っ子の子育てにはどんな悩みがあるのか、そしてどう対処すればいいのかを、改めて考えてみましょう。
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一人っ子の子育ての悩み
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・周りから「一人っ子だから」と言われる
一人っ子である事情は、それぞれの家庭によってさまざまあるかと思います。
あえて一人っ子の子育てを望んでいる家庭もあれば、数人子供が欲しいが事情があって一人っ子であるということもあるでしょう。
そのような家庭に、他人が口出しするなんてとんでもないことではありますが、無神経に非難する人もいます。
「一人っ子なんて寂しそう、かわいそう」「一人っ子だからわがままなんだね」
そう言われてしまうと、もっと子供が欲しいと思っている親は傷つきます。
でも、兄弟がいれば寂しくないのでしょうか?一人っ子の子供は全員わがままなのでしょうか?
それは違います。
心無いことを言う人は、ただの偏見だと思って気にする必要はありません。
・一人の時間がかわいそう
よその子供が兄弟喧嘩をしていたり、兄弟仲良く遊んでいたりすると、羨ましいなと思い、寂しい思いをさせてしまっているのではないかと心配に思うことだってあります。
お友達と楽しそうに遊んでいても、そのお友達が帰ってしまうと一人きりになってしまい、親は気にしてしまうでしょう。
でもそれはきっと一時的なものであって、親の愛情を注ぎ続けていればきっと親が心配するほど、子供は寂しいと思わないのです。
一人っ子の子育ての悩みをなくすために
・子供に過保護になりすぎない
唯一の一人だけのかわいい我が子となると、つい過剰に気にしたり、過保護になってしまったりすることでしょう。
保育園など、初めての集団行動に入るとついつい気にしてしまい色々聞いてしまうのが親心ではありますが、そこは少し我慢しましょう。
日頃からしっかりコミュニケーションをとっていると、きっと子供から今日はあったことや、どう思っているかを話してくれるはずですので、待ってみることが大切です。
もし、お友達とのトラブルがあった場合にも、冷静にどうするべきなのかを考えなければなりません。
子供が困らないように、何かとアドバイスをしたくなる気持ちも分かりますが、子供が自分自身で何かを考え行動できるようにしてあげることも親の努めです。
・愛情と時間をたくさんかけてあげる
親からの愛情や時間というものは、何にも変えることができない、かけがえのないものです。
惜しみなく、いっぱいかけてあげましょう。
一人の子供に全力の愛情を注ぐことができるのは、一人っ子の子育ての特権です。
たくさんの時間を子供と共有し、自分は親に愛されていると実感させてあげてください。
きっと愛情を感じて育った分、親にたくさんの愛情を返してくれることでしょう。
まとめ
一人っ子の子育てを全ての人に理解してもらうことは難しいかもしれません。
一人っ子の親は楽、子供がかわいそうとも言われることも今後多いでしょう。
ですがそんなことに引け目を感じなくていいのです。
一人だけの我が子に、愛情を十分に注いであげることができたり、金銭面に余裕を持てたり、気持ちにも余裕ができたりと、良いことがたくさんあるのです。
愛情たくさん受けたお子さんはきっと、成長して大きくなったときに一人っ子でよかった、と思うことでしょう。
頑張りすぎず、気を張り詰めすぎず、楽しく子育てをしていきましょう。
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