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目次
中通り地方ってどんなところ(・Д・)?
奥羽山脈と阿武隈山地にはさまれた県中央部、中通り地方。
気候は日本海側と太平洋側の気候の中間に属し、盆地では夏蒸し暑く、冬は冷たい風が吹き、雪も降ります。
美しい花々の名所が多く、福島の桃源郷ともよばれる花見山公園や、国の天然記念物であり日本三大桜の一つでもある三春滝桜は、毎年多くの観光客で賑わいます。
また、果物の栽培が盛んで、販売店や果物狩りができる観光果樹園が並ぶフルーツラインとよばれる道路があるほど。
果物狩りを楽しんだら、温泉で汗を流し、疲れを癒したいところ。
今回はフルーツラインのおすすめ果樹園と、すぐ行ける近場の人気温泉地、土湯温泉・飯坂温泉について紹介します♪
こちらもどうぞ:【福島県・会津地方】エリア別!おすすめ観光スポット&人気温泉地
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福島県道5号線、愛称・フルーツライン
福島市の西側に広がる吾妻連峰の麓、飯坂温泉街から土湯温泉入り口までを結ぶ、約14キロにわたる福島県道5号線を、別名フルーツラインとよびます。
道沿いには約50軒の果樹園が並び、さくらんぼ・もも・なし・ぶどう・りんごなどの果物狩りを楽しむことができます。
特にももは、山梨県に次ぎ国内第2位の収穫量を誇る名産品。
果物狩りはもちろん、お土産や贈り物用に購入される方が多く足を運ぶので、もも狩りのシーズンである7月中旬から9月中旬は混雑することも。
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アクセス
県道5号沿い(住所は果樹園により異なる)
車:東北自動車道福島西ICから国道115号経由で約8km。
鉄道:JR福島駅からタクシーで約20から30分
お問合せ先 福島市農業振興課
TEL : (024)525-3727
参考:福島市の総合観光情報ナビ
まるせい果樹園、農家カフェ・森のガーデン
飯坂温泉から車で約10分のまるせい果樹園は、さくらんぼの乗ったオレンジ色の看板が目印。
もぎたてフルーツをその場で味わえる果物狩りは、園内30分食べ放題。
料金は果物により異なり、なし・りんごは大人500円・小人400円、もも・ぶどうは大人800円・小人600円、さくらんぼは大人1,300円・小人1,000円(税別)となっています。
手拭きタオルやウェットティッシュを持参していくのがおすすめ。
そんなにたくさん食べれないかなぁ、味に飽きてしまいそうだなと心配な方におすすめなのが併設のカフェ、森のガーデン。
まるせい果樹園で育ったもぎたてフルーツをたっぷり使用した贅沢なパフェが人気です。
そのまま食べても美味しいけれど、スイーツとのコラボは格別?
季節限定、旬の果物が丸ごとのったパフェシリーズは、どれもフレッシュで自然な甘さ。
見た目のボリュームと果樹園だからできるリーズナブルさに驚きます。
休日は列を作るほど混むので、時間に余裕をもっていくか、平日を狙っていくのが良いです。
まるせい果樹園:福島県福島市飯坂町平野字森前50-1
森のガーデン:福島県 福島市飯坂町平野字森前27-3
TEL:024-541-4465
日帰りなら!箱庭の温泉・土湯温泉へ
まるせい果樹園から車で30分ほどの土湯温泉は、日帰り温泉が楽しめる13か所の旅館と2か所の公衆浴場があるほか、温泉街に4つの足湯があるなど、日帰り観光に利用するのがおすすめです。
吾妻連峰に囲まれ、温泉街を縫うように流れる荒川はまるで箱庭のよう。
水しぶきと川風を感じる滝の吊り橋や、気軽に探索できるハイキングコースもあるので、時間があれば、ぜひ足を伸ばしてみましょう。
また、三大こけし発祥地の一つでもある、こけしの里・土湯温泉。
温泉街に立つ、高さ3mの巨大こけしは人気撮影スポットにもなっています。
土湯こけしがモチーフの可愛いゆるキャラ、きぼっこちゃんのグッズは各旅館や観光案内所、道の駅つちゆで販売されています。
平成30年4月、リニューアルオープンした公共浴場・中之湯
単純温泉と炭酸水素塩泉の2つの泉質を、源泉かけ流しで楽しめる公衆浴場、中之湯。
福島市土湯温泉町字下ノ町5番地
TEL:024-563-3991
泉質・効能 (単純温泉)自律神経不安症、不眠症、うつ状態
(炭酸水素塩泉)きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症、うつ状態
東日本大震災の影響で休業していましたが、4月26日(よい風呂の日)にリニューアルオープンしました。
地下1階の大浴場のほか、きぼっこちゃんがいる足湯、別料金の貸切風呂が4室あり、子連れファミリーにも利用しやすい施設です。
入浴後は、1階にある休憩室でのんびり過ごすことができます。
営業時間 9:00~21:00
定休日 毎週火曜日
料金 入浴券:500円(子ども 250円)
回数券:5,000円(子ども 2,500円)
貸切風呂:1団体50分間(定員概3名)1,500円 ※上記入浴券に加算
駐車場 20台(内3台が障がい者用駐車場)
※台数に限りがありますので公共交通機関をご利用ください。
アクセス
【車】福島西インターから約20分
【路線バス】福島駅東口から「土湯温泉」行、約40分
参考:http://www.tcy.jp/nakanoyu/
時間をかけて湯〜ったり楽しみたい・飯坂温泉
鳴子・秋保とともに奥州三名湯に数えられる飯坂温泉は、2世紀頃、ヤマトタケルが東夷東征の際にお湯に浸かったといわれるほどの歴史をもちます。
飯坂温泉観光協会&飯坂温泉旅館協同組合
福島県福島市飯坂町十綱町3番地
TEL:024-542-4241
飯坂温泉で一番古い湯、鯖湖湯(さばこゆ)には松尾芭蕉も浸かったといわれ、日本最古の木造建築共同浴場として親しまれてきましたが、平成5年に御影石の湯船に改築されました。
鯖湖湯 アクセス
福島県福島市飯坂町湯沢32 TEL:024-542-5223
東北自動車道 福島飯坂ICより約10分
60軒以上の旅館が並ぶ温泉街には、春の古木桜が美しい乙和公園や、40種300本の花ももが咲き乱れる花ももの里、江戸時代から続いた豪農・豪商の旧家・旧堀切邸など、観光スポットがたくさん。
また、温泉街のほぼ中心にある餃子の照井は、福島名物の円盤餃子がテレビや雑誌などで取り上げられる人気店。
一皿22個の餃子は、自家製の薄皮とキャベツベースの餡、多めの油でパリッと仕上げられており、何個でも食べれてしまうおいしさ。
こだわりのタレにはお好みで、一味唐辛子を加えるという食べ方も面白いですね。
展望露天風呂のある温泉宿・旅館 湯乃家
飯坂温泉駅から徒歩約2分の好立地。
飯坂温泉唯一という展望露天風呂天守の湯は、大自然の眺望をひのきの香りとともに。
24時間入浴できるので、夜には満天の星空と街灯りに包まれた湯浴みができます。
2016年にリニューアルした特別室をはじめ、どこか懐かしさ漂う雰囲気の客室は、わが家のようなくつろぎを味わえます。
旅館 湯乃家
福島市飯坂町湯野字湯ノ上18番地
TEL:024-542-3333(代)
まとめ
果物の栽培が盛んな中通り地方では、果物狩りをして旬のフルーツを味わい、名湯で汗を流し、疲れを癒すのがおすすめです。
日帰り観光には、日帰り温泉のほか足湯が多く、立ち寄りやすい土湯温泉。
時間をかけてゆったり楽しみたいときは、観光スポットも多い、東北の名湯・飯坂温泉へ。
もちろん、近場にあるのでハシゴするのも◎。
都合に合わせてチョイスしてくださいね( ^_^)/
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