子育てをしながら仕事もしなければいけない、悩みがつきないシングルマザーは多くいらっしゃるかと思います。
何かあれば相談できるはずの夫とは、さまざまな理由で離婚してしまい、ママが子供を一人で育てていく。
そうなると、一人でパパの役もこなさなければいけませんので、苦労しますよね。
子供に対しての不安も多いかとおもいますので、今回はシングルマザーが子供のために気をつけたいことを五つご紹介させて頂きます。
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目次
寂しいと思わせない
日中は仕事で不在、子供と顔を合わせるのは、ほとんど朝と夜だけ。不在にしがちなのがシングルマザーです。
子供が学校から帰ってくるときも「おかえり」と言ってあげられない日もあるでしょう。
普段一緒に時間を過ごせないとなると、子供に寂しい思いをさせてしまっているのではないかと、子供に対して申し訳ない気持ちになります。
できれば家に居て「いってらっしゃい」「おかえりなさい」と言ってあげたいのですが、現実はそうはいきません。
なので、仕事が休みの日は、子供を最優先に考えましょう。
あなた自身に時間があるときは、子供になにかプレゼントをしてあげたり、子供といっしょの休みの時は子供が行きたい場所へ連れて行ったり、出来立てのご飯をたべさせてあげたり、普段以上の愛情表現で、「あなたのことが何よりも大切なんだよ」と言う気持ちにさせてあげましょう。
約束事を決める
世間はまだまだ母子家庭に厳しい環境もあります。
母子家庭というだけで見下された態度をとられてしまうことがあるのも悲しい現実です。
「あの子は母子家庭だから仕方ない」そう、周りに言われてしまわないように、より教育に力をいれなければなりません。
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・宿題は必ず遊びに行く前にする
・宿題の他に勉強ドリルを1ページする
・自転車で遠いところへ行かない
・「おはよう」「おやすみ」「おじゃまします」「おじゃましました」挨拶ははっきり言う
・食事のマナーを守る
・学校での出来事はお母さんに話す
・もしいじめられたらお母さんに相談しよう
など、小さい時から人と人との関わりの中で何が大切なのか、一般常識を教えることが大切です。
礼儀についても、幼いときから学ばせると、人に悪くみられることはありませんし、親がいないときに他人と関わっても恥ずかしい思いをしないでしょう。
スキンシップを大切にする
日中仕事に追われ、家に帰ると家事に追われ、シングルマザーは忙しいものです。
子供とゆっくり過ごす時間を作れていますか?
お留守番をさせて寂しい思いをさせてしまった子供に、適当な話の聞き方や、適当な相槌をしてはいけません。
一緒にお風呂に浸かったり、食事後の子供の遊びにつきあったり、夜寝る前にゆっくりお話しをしたりという、子供とのスキンシップを大切にしましょう。
子供の身だしなみに気をつける
「あの家は母子家庭だから」と言われないためにも、子供の身だしなみにはきちんと目を配らなければなりません。
髪の毛の手入れや、破れた靴や服を身に付けていないか、体の成長に合った衣服を身に付けているか、そんなことを注意して子供をみてあげましょう。
身に付けるものは子供の変化をくみ取れる大切なポイントなのです。
衣服だけでなく、学校に持っていく文具用品はきちんと整っているか、整理整頓ができているか、ということも日々チェックしておきましょう。
子供の急な体調不良の場合
子供の急な発熱や、ケガはシングルマザーにとって恐るべきことです。
仕事を休むわけにはいきませんし、子供が小さければ小さいほど急な体調変化に予定を狂わされてしまいます。
身内や、信頼している人が身近にいる場合は少しばかりお願いすることもできますが、もしそんな頼れる人が居ない場合、職場には十分な理解が必要となってきます。
そんな時でも、子供からしてみると、自分の元に駆けつけてくれない母親よりも、安心できるまで側にいてほしいと思うものです。
急な体調不良に対応するべく、日頃から環境を整えておくことが大切なのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
子供は、両親の離婚という心の傷を負っています。
その傷を癒すためにも、子供がより自分のことを考えてくれているか、愛を注いでくれているかを認識してもらえるような育て方をしましょう。
子供の笑顔が第一だと考え、日々親子共に成長しながら生活を送ることができれば良いですね。
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