副業で、パソコン1台で稼ぐことを目的に色々なネットビジネスのノウハウを手に入れて実践しようとするが、途中で挫折してしまう人がほとんどです。
この記事は、初心者の私が、エックスサーバーの契約時に得た無料ドメインではグーグルアドセンスでは使えずに有料ドメインにサイトを移行し、アドセンス審査一発合格に成功した時の実録記と失敗談です。
私も皆さんと同じようにネットビジネスで稼ぐという、そんな夢を実現すべく数々のネットビジネスに興味を持ちました。
今現在も継続中のものに転売があります。
人によっては、転売はネットビジネスではないと言われている方もいます。
確かに、転売は仕入れと作業が伴い、売れなければ在庫を抱えてしまいます。
これは魅力的な方法ではないかもしれません。
ネット上で物を販売して利益を得られるものは、必ずしも本や時計といった形あるものだけではなく、コンテンツやノウハウなど無形の商品を販売することが、有益なネットビジネスの範囲に属するものと言えるでしょう。
私は、数あるネットビジネスの中でグーグルアドセンスをやろうと決めたのが2018年7月です。
初心者である私は日々、パソコンに向かい夜は布団に入ってからもスマホで色々なサイトを閲覧し勉強しました。
まず、最初にしなければいけない事、そしてどのように進めるのか、しっかりと基礎を理解せず、見切り発信で進めたために失敗をして落胆の日々が続いたことなど、これから私と同じようにネットビジネスに夢を抱いて始めようとする初心者の人に向けて、参考になれば幸いです。
また、私の備忘録としてこの記事を作成しました。
始めに・・・
目次
・自分のブログサイトを立ち上げるためにする事
サーバー契約と独自ドメイン取得について、よくわからないので色々なサイトに目を通して調べました。
アメブロなど無料のブログサイトではグーグルアドセンスは難しいということを知りました。
(グーグル様は、無料ブログでも良かった時代もあり、現在そして将来において制限される内容は変化していきます)
エックスサーバーを契約すると、そこからワードプレスが簡単にインストールできるようになっていたので、ワードプレスでブログサイト立ち上げました。
サーバー会社は他でも良かったのですが、私がその当時購読していたメルマガの影響でエックスサーバーにしました。
ネットビジネスを始めるなら、レンタルサーバーは必ず必要です。
★ビジネス向けレンタルサーバー「エックスサーバービジネス」
エックスサーバービジネスの詳細
私のブログサイトは、ネット上の誰もがワードプレスを推奨していたので迷いもなく「ワードプレス」に決定しました。
私は、エックスドメインでドメインを取得することにしましたが、その際、エックスサーバーに契約するとキャンペーンで有料の独自ドメインを一つ無料契約できて(私の場合は「.org」です)それとエックスサーバーの初期ドメインも無料で手に入れる事ができました。
このエックスサーバーで最初に無料で設定できる初期ドメイン「△△△.xsrv.jp」が、のちに私の苦悩と後悔のもとになってしまう事などこの時点では、私の中では全く知る由もありませんでした。
ドメイン選びは、契約更新時に金額がまちまちで迷う部分でもあり、初年度は、安価でも更新時に一気に高くなるドメインも少なくありません。
無料でドメインが手に入ったので、特にドメイン料を支払いすることもなく、サイトを立ち上げました。
私は、サイトのURLの知識を知っているつもりでいましたが、実は何も知らないまま進めてしまったのです。
何事も最初が肝心だというのは、このことだと思い知らされました。
当時は、ドメインの意味すら解らず、初歩的な知識としてサブドメイン、ルートディレクトリ、サブディレクトリなどやhttpとhttpsの違いなどほとんど理解せずにサイトを立ち上げました。
私は、せっかく有料ドメインを取得しているにもかかわらず、無料でもらえたエックスサーバーの初期ドメインを使用してワードプレスを立ち上げました。
このときは、自分もネット業界の仲間に入れたような気持ちになって有頂天になり冷静な判断が欠けていたのかもしれません。
★法人向け高速クラウドストレージサービス「エックスドライブ」
エックスドライブの詳細
参考になった記事:エックスサーバーでWordPressを始める8ステップ(初心者向け)
・ブログ記事を作成する
さて記事を書かなくてはいけません。
しかし、ワードプレスの使い方が全く解らない、どこをどのように触れば良いのかチンプンカンプンです。
この状態が1週間は続いて色々と調べながら徐々に慣れていった感じですね。
まるで、パソコンを新しく買って立ち上げるように、色々な設定があるのです。
何もしなくても使えますが、やはり将来のSEOのためにグーグル様に気に入られるようにとプラグインを設定しながら作り上げていくのです。
ワードプレスでは様々なテーマを設定できますが、テーマは「無料」と「有料」があります。
無料テーマは、有料に比べてシンプルなデザインが多くSEO対策やウィジェット(Facebook, Twitter などの SNS ボタン機能)が備わっていなかったり、それぞれにデザインと機能が様々です。
無料テーマでも景観や仕様が色々あり優れた機能を備えている物もあります。
決定するまでに、何度も試行錯誤しました。
私は[STINGER]をテーマに設置しました。
外観からテーマに入って新規追加して有効化しますが、テーマの中に目的のテーマがなければネットで調べてパソコンにダウンロードしてから新規追加してください。
そしてサーバー、ワードプレス、グーグルの様々なアプリなど設定の連続です。
いったい記事掲載はいつになるのやらって感じですね。
すでに1ヶ月が経ちました。
私は、それまでに色々なノウハウを読みあさって何も結果が出せていない状態でした。
俗に言うノウハウコレクターですね。
「ランディングページを作成し読者リストを集めてメルマガを配信してコンテンツを売って稼ぐ」
こんなこといきなり出来っこないのに、やろうとして挫折して何度もトップ画面を変更したり記事を書いては削除したり繰り返していました。
そして、新規一転するために、わからないままワードプレスで2つ目のサイトを立ち上げました。
これが先述しましたサブディレクトリのサイトです。
この時点でルートディレクトリのサイトは中途半端のままです。
サブディレクトリのURLは、「https://△△△.xsrv.jp/○○○」としました。
このサイトで記事を量産していくことにしました。
外注も利用しながら、ブログサイトを育てていきました。
外注に関しては、別のところで解説します。
・苦悩と後悔
このエックスサーバーのドメイン、そしてサブディレクトリのURLはグーグルアドセンスの審査には申し込めないと解ったのが5か月後のことでした。
自分の勉強不足と知識のなさが原因で、しかも見切り発進したために、本来しなくても良い作業が待ち受けていました。
どのようなドメインとディレクトリでないとアドセンス審査に申し込めないのか調べました。
基本的な事として独自の有料ドメインでルートディレクトリのURLアドレスであることが条件となります。
ルートディレクトリとは、ドメインの直下で一番上の階層にあるディレクトリのことです。
例えば 「https://△△△.sample.com」などです。
ドメインに関してはエックスサーバーの初期ドメインは独自の名前を考えて「△△△.xsrv.jp」のように設定しましたので無料ブログのサイトアドレスとは違い審査基準に値するものだと思い込んでいました。
そろそろ50記事を超えてきたのでアドセンス審査へと意気揚々と挑んだのですが、いきなり
「URLにはパス(example.com/path)やサブドメイン(subdomain.example.com)を使用できません。」と表示されました。
「よく理解できません、どういうこと?」
つまりエックスサーバーのオリジナル初期ドメイン「△△△.xsrv.jp」は、アドセンスでは認められていないということです。
しかも私の記事は「https://△△△.xsrv.jp/〇〇〇」というアドレスは、サブディレクトリで作られたサイトであるので、これも認められません。
初心者の私にとっては、難しすぎて頭をかかえて悩みましたが調べて勉強するしかありません。
やれば出来る! 少し大げさ(笑)
参考になった記事:AdSense アカウントの開設時に URL を入力する方法
仕方がないので有料で全く使っていない独自ドメイン「△△△.org」のルートディレクトリで申し込むしかありません。
さて、記事をどう移行すればよいのか?
・ドメインの移行をする
ネット上の色々なサイトで調べることができますが、私はこのサイトを参考にしました。
参考になった記事:Xserverで初期ドメインから独自ドメインへ変更する方法
これは、ワードプレスを初めて使う方や初心者で経験のない方にとっては、非常に頭がいたくなる作業です。
ここで挫折して諦める方も多いでしょう。
しかし、ネットで稼ぎたい意欲があれば誰でもできる事ですので頑張って設定していきましょう!
私の場合は、フリ―ソフトのFFFTPとエックスサーバーのファイルマネージャを利用して設定をしました。
初期ドメイン(アドセンスが使えないドメイン)のファイルに「public_html」というファイルがあります。
そのファイルの中にワードプレスのファイルが入っていますので、「public_html」をローカル環境の方へ(デスクトップでいいです)ダウンロードしてください。
参考になった記事:FTPって何?初心者に説明!ファイルの中身とアップロードなどWordPressでの基本
ダウンロードしたファイルを移行先の独自ドメイン(アドセンス審査に出すドメイン)の「public_html」へアップロードします。
その時に、その中にある「.htaccess」以外を、FFFTP画面右側(サーバ側)の「public_html」の中へドラッグ&ドロップで移して下さい(アップロードして下さい)
この作業は、ファイルの中身の量によって時間が結構かかりますので、パソコンを使わない時間帯や夜中にすれば良いでしょう。
・続いてワードプレス側の設定変更をする
通常、私も経験がありますが、ワードプレスの「設定」⇒「一般設定」⇒「WordPressアドレス」は触ってはいけません。何もわからず変更してしまうとログインすらできず、サイトの中も全部見られなくなってしまいます。
復旧に手間がかかります。(私は、何回かどん底を味わいました)
「サイトアドレス」は、変更してもさほど手間取らずに設定できます。
しかし、ここでは、問題の「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」の両方を触ることになります。
勇気を出してやりましょう。
あ、でも先にバックアップはとっておくように! もしかしたら全てが消えてしまうかもしれませんので。
やることは2箇所の変更のみです。
ワードプレスの「設定」⇒「一般設定」⇒「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」を独自ドメインのアドレス(URL)に変更して下さい。
そして変更の保存を忘れずに。
上記の順番で、操作を間違っていなければ、これで新しいドメインのURLでサイトが表示されるはずです。成功です!
ただ、ネット上に同じ記事内容のサイトが2つ存在します。
これは、グーグル様の評価、SEO的にもよくありません。
・サイトのリダイレクト設定をする
旧ドメインサイトと新ドメインサイト同じ内容で存在していると検索エンジンは新サイトをコピーサイトと判断し「重複コンテンツ」とみなされてしまいます。ペナルティを受けないためにと検索順位が上がらなくなるのを防ぐために「301リダイレクト」を設定する必要があります。
ここで、初心者の方にとっては、またもや、よくわからない言葉が出てくるのです。
301という数字は後で説明するとして、旧サイトにアクセスがあった場合、即時に新サイトに画面を切り替えるしくみを作る事です。
これは、通常、サーバー内の「.htaccess」ファイルに301リダイレクトのコードを記述します。
サーバー内の旧サイトのファイルを開いて「public_html」の中にある「.htaccess」上に下記のコードを記述します。上部の適当な個所に挿入して改行をいれておきましょう。
エックスサーバーでは、ファイルマネージャから設定できます。
RewriteEngine on
RewriteBase /
RewriteRule 転送元ファイル\.html https://転送先URL [R=301,L]
301リダイレクトと302リダイレクト
301リダイレクトは、永久に移動するという意味をもちます。この記述を行うとリダイレクト元のページは参照されなくなります。ドメインを変更したり、公開ページのアドレスを変更した場合はこちらを利用しましょう。
302リダイレクトは、一時的に移動するという意味をもちます。期間限定のイベントやキャンペーンなどで一時的にリダイレクトしたいときはこちらを利用します。
リダイレクトのコードは、目的に応じて色々な種類があります。
参考になった記事:.htaccessを使ったよく使うリダイレクトまとめ
同時にグーグルサーチコンソールやアナリティクスも新ドメインのサイトに変更設定する必要があります。
・サーバーでSSLの設定をする
サイトをhttp⇒https化へ
セキュリティの観点からhttpのままでは、「保護されていません」という警告がアドレスバーに表示されます。
https化にすることによりサイトデータが一度暗号化されて送信されます。
グーグル様からの評価も良くなるという事なんですね!
エックスサーバーでは、サーバーパネルからドメインのSSL設定から自分のドメインを選択して設定できます。
また、プラグインを使ってでも設定できます。
サイト内の内部リンクや画像のリンクまで一括で変更してくれるプラグイン「Search Regex」があります。
「.htaccess」上にコードを記述挿入してhttpsにリダイレクトする場合
例えば、「http://example.com」⇒「https://example.com」にリダイレクトさせるには、
下記のようにコードを記述します。
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://example.com/$1 [R=301,L]
その後にワードプレスの「設定」⇒「一般設定」から
「WordPress アドレス」と「サイトアドレス」 の両方を「https」に変更保存しておきましょう。
例えば http://www△△△.com/ ⇒ https://www△△△.com / に設定変更する。
・アドセンス審査にむけて記事を多く投稿する
よく言われていることにグーグルアドセンスの審査に合格するためには、ざっくり言うと
数多くの記事が必要で日記のような記事ではなく、読者に対して何かしらの解決策やノウハウ的利益を与えれるような記事が良いとされています。
また、「暴力」「アルコールや喫煙系」「ギャンブル系」「アダルト系」「特定の芸能人ネタ」など記事としては、避けるべきですね。
私は、自分では記事の量産は難しいので主に外注を利用しています。
勿論、自分で書けるものは、頑張って記事作成しております。
まだまだ、コンテンツ的にまったく褒められたものではありませんが(笑)
外注は、クラウドワークスを利用して記事募集をすることにしました。
色々なライターさんがおられますし、私よりずっと良い記事を書いてくれます。
1記事300円で募集をかけました。
とにかく審査合格が先決なのでそれを目標に記事投稿をまめにすることが大事です。
・アドセンス審査に向けてもう一つの問題
私の場合、サブディレクトリでワードプレスのサイトを作っていたので先述した初期のエックスサーバーのドメインから独自ドメインにサイトを移行した時もサブディレクトリになっています。
初期ドメイン「https://△△△.xsrv.jp/○○○」から⇒独自ドメインへ「https://△△△.org/〇〇〇」移行しました。
アドセンス審査に向けてドメイン問題は、これでクリアできましたが、サブディレクトリをルートにしないと審査は受けることができないため、そこで考えたことはというと、
1、ルートディレクトリのサイトを立ち上げる
2、ワードプレスの外観⇒カスタマイズ⇒ホームページ設定で表示を固定ページにする。
3、ブログの入り口として固定ページ上にサブディレクトリサイトのURLを記載しリンクさせて記事があるサブディレクトリへの入り口を設ける。
つまり「https://△△△.org」には固定ページでブログの入り口を設置するだけでアドセンス審査を受けることができました。
当ブログ「そんな時代」へGOとだけ記述してサブディレクトリサイト「https://△△△.org/〇〇〇」へリンクさせました。
これだけで一発合格しました!
これで一安心はしましたが、なんとなくすっきりしません。
・ルートディレクトリの使い方がもったいない
・メインのブログのURLはルート表示ですっきりさせたい
・SEO上では上の階層に置くほうが有利
そこでサブディレクトリのサイトをルート表示させることを考え設定することにしました。
・サブディレクトリをルートディレクトリへ移動させる方法
例えば、「https://example.com/wp/」を⇒「https://example.com」にさせたい場合
ワードプレスの「設定」⇒「一般設定」⇒「サイトアドレス」を目的のルートのアドレス(URL)に変更して下さい。
注意:「WordPress アドレス」はそのまま触らないこと。
そして変更の保存を忘れずに。
その後、FTPソフトを使用してindex.phpを編集・移動します。
サブディレクトリ「/wp/」の階層にある「index.php」ファイルをダウンロードします。
<修正編集>
17行目にある「/wp-blog-header.php」を「/wp/wp-blog-header.php」に修正して上書き保存します。
エックスサーバーの場合、ファイルマネージャーから編集できます。
「ドメイン名のフォルダ⇒ public_html⇒ wp⇒ index.php」 にあります。
修正した「index.php」ファイルを、ルートディレクトリに移動(アップロード)します。
その後、ワードプレスの設定内のパーマリンク設定で何も触らずに変更を保存してください。
そのまま「変更を保存」をクリックする
これで「https://example.com/wp/」へのアクセスができなくなります。
1階層目(ルートディレクトリ)に「.htaccess」というファイルがあることも確認してください。
なければ、「WP」のサブディレクトリの中にあるので移動させます。
※ここで説明している「wp」は、ご自身のサブディレクトリの文字並びに置き換えてください。
これで、先述したような、わざわざルートディレクトリURLサイトの固定ページにリンクをはってサブディレクトリのメインサイトへ移ってもらうような事をする必要もなく、ルートディレクトリのURLで検索をしてもストレートにメインのサイトが表示されて見た目もルートのURL表示になっています。
注意:作業する前には、何かトラブルが発生する可能性も十分考えられますので、必ず、すべてバックアップしてから編集するようにしてください。
参考になった記事:WordPressのディレクトリを変更したい!5分で分かる移動方法
・サイト全体を新ドメインへ転送をする301リダイレクト設定
SEOを考えた場合、301リダイレクトを行うことで、過去にそのURLが受けたリンク評価を、新URLに引き継ぐことができます。
サーバーから新サイト(独自ドメイン)ファイルを開いてサブディレクトリ内の「public_html」の中にある「.htaccess」上に下記のコードを記述します。
適当な個所に挿入して改行をいれておきましょう。
エックスサーバーでは、ファイルマネージャから設定できます。
RewriteEngine On
RewriteCond %{http_host} ^https://△△△.org/〇〇〇/
RewriteRule ^(.*) https://△△△.org/$1 [R=301,L]
https://△△△.org/〇〇〇からhttps://△△△.orgへ転送されます。
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