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目次
大麻比古神社とは⁉
大麻比古神社(おおあさひこじんじゃ)は、地元では古くから標高538mの大麻山を御神山として信仰が続けられてきた県下一の格式を誇る阿波一の宮として徳島県では最も有名な神社です。
この神社といえば、私が思い浮かぶのは、参道にある大きなクスノキと、お正月の名物賽銭投げ。
最初はこの賽銭投げに纏わるお話をさせていただきます。
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賽銭投げ
神木であるクスノキの幹には、大きな穴が開いています。
この穴に小銭を投げ入れると、幸せになれるという言い伝えがあるのです。
求心力はかなりのもので、クスノキの下にはおびただしい数の小銭があります。
間違っても拾って投げ直したりしちゃダメですよ?(笑)
また、お正月の賽銭投げも面白いです。投げるという文字通り、人の頭の上からビュンビュン投げます。
人によっては大量に。
そのワイルドなお賽銭の光景に、初めて見る人はびっくり仰天します(笑)別にバチが当たる訳ではないらしいので、遠慮なく投げましょう!
お正月は賽銭箱も特設のデカイものが用意されていますし、人が多すぎて普通に賽銭するのはほぼ不可能です。
必然的に投げ入れるしかありません。
神様の与えてくださったストレス発散タイムとでも思いましょう(笑)
鳴門市最大のクスノキである。巨樹・老木の風格を備え後世に残すべき価値のある銘木である。
大麻比古神社の神木として大切にされてきた、鳴門市最大のクスノキの巨樹・老木である。大きく空洞化した樹幹が風雪に耐えて樹齢を重ねてきたことを物語り、なおかつ旺盛な生命力によって、豊かな樹冠を保っている。推定樹齢は約800年である。東方の枝は他のクスノキの枝に接しているため、伸張が少ないが、南北方向には26.3メートルにわたって枝を張り出し、広く境内を覆う。
樹幹の北面が大きく空洞化しているものの、枯損した枝もほとんどなく、樹勢は極めて旺盛で、巨樹・老木としての風格がある。主幹には注連縄が張られ、周囲には石柱で囲われて神社のシンボルとなっている。主幹の一部に鉄製の支柱を施し、落雷防止の避雷針なども設置されていて、保存状態は良好である。
出典:鳴門市公式HP
徳島県鳴門市大麻町板東字広塚13
TEL 088-689-1212(代)
[開門時間]
午前6時から午後5時
[駐車場]
無料駐車場(1000台)完備
[ご祈祷受付]
午前9時から午後4時30分までご祈祷料
[2夜3日祈念] 御初穂料 5,000円
[7日祈念] 御初穂料 7,000円
[15日祈念] 御初穂料 10,000円
[初宮詣祈願] 御初穂料 10,000円
[七五三祈願] 御初穂料 5,000円
出典:大麻比古神社
さて、さっきから笑い過ぎの筆者ですが、真面目な話をしましょう。
少しいい話をさせてもらうと、大麻比古神社のお正月の期間、近隣の駅に特急列車が特別に止まります。
遠方からお参りにいらっしゃる方にとっては便利だと思いますよ。
最近特急列車も新しくなりましたし、乗り心地や参拝へのスムーズさはまずまず保証出来ます。
あとはそうですね、普段は静かでゴミゴミした場所ではありませんので、カップルでおみくじを引きに来たり、例のクスノキに賽銭チャレンジするのも面白いのではないでしょうか?
私も何回かチャレンジした事がありますが、小銭って狙い通りに投げるのが意外と難しく、穴は大きいのにスカしたり、弾かれたりして結構苦戦しました。
慣れている人はどんどん入れられてますけどね。そうなりたいものです。
そうそう、この神社の入り口ですが、めちゃくちゃ大きいオレンジの鳥居があります。
そこから大分歩かないと境内にたどり着かないのですが、お正月はその参道も人が超満員になります。
空いている時に行くと、その規模がイメージ出来ますが、もちろん実際観ると壮観です。
2.3万人くらい収容可能なのではないでしょうか?
徳島県一の大きさを誇る神社ですからね。
スケールは相当なものです。
そうそう、お祭りやお正月の季節は屋台も出ますよ!
お子さんと一緒にお面やおもちゃを買ったり、焼きもろこしや焼き栗などに舌鼓を打つのもいいんじゃないでしょうか?
私は大判焼きや焼き鳥が好きです。
いつもある訳ではないかもしれませんが、見つけたら試してみてくださいませ。
あとは、観光やお参り目的の他にも、ウォーキングやジョギングなどのコースとして利用されるのも良いと思います。
障害物や信号を気にしないで動き回れるので、早朝や昼間ならばストレスなく身体を動かせると思いますよ!
また、神社裏の大麻山は、登山者の訓練所としても活用される事で有名で、多くの登山者の皆さんが登っています。
徳島県立板野高等学校の校歌にも登場する、縁起のいい山です。
パワースポットという訳ではありませんが、この神社の持つ独特の雰囲気も手伝って、ちょっとした非日常を楽しむ事も出来ると思います。
ドイツ橋
徳島に第一次大戦中に板東俘虜収容所があったのです。
境内には大正年代の第一次大戦中に板東俘虜収容所にいたドイツ人が作ったというドイツ橋があり、すぐ近くには鳴門市ドイツ館があります。
この話は「バルトの楽園」として平成18年(2006年)に映画化されました。
第一次世界大戦当時、坂東俘虜収容所で捕虜生活を過ごしたドイツ兵士が、すぐれた母国の土木技術を生かして大麻比古神社境内の丸山公園に造った橋で、日独両国民の友情の架け橋として大きな役割を果たしています。
大麻比古神社より
アクセス
[交通]
◆ 藍住ICから車で15分
◆ 板野ICから車で10分
◆ 鳴門ICから車で20分
神事
さてさて、最後は神社らしい話題をお話しましょう。
手始めは
・安産祈願
・交通安全祈願
・厄除け
・方除
・初宮詣祈願
でございます。
地元の方でなければ、中々ご利用なさる事は無いかと思われますが、ご参考までに紹介させていただきます。
方除の際には、御神霊の宿るお砂をお受けさせていただけます。
他にも年中行事として、
雛祭り
端午の節句
夏越のお祓い
そして、お祭りとしても
11月1日の10時30分に 例祭と呼ばれる秋祭りや、8月18日に阿讃山脈の大麻山山頂にある神社の例祭、旧正月の神迎祭、旧暦の3月12日に湯立神楽、2月3日に神火大祭など
どんだけあるねん!!てくらい色んなお祭りを開催しています。
我々一般人の感覚としては、馴染み深いというか、単純にお祭りとして楽しみやすいのは、秋祭りだと思います。
何しろ規模が大きいですし、神輿の行列がありますからね。
確かこの時期も屋台は出たはずです。子供の頃の記憶なので確かではありませんが。
あ!大切な事を忘れていました!神社の中には、先年にお世話になったお守りを返納する施設もございます。
自分を1年間守ってくれたお礼に、神様に捧げ直して差し上げてください。
きっと良いことが巡っていくと思います。
参考:お祭りと行事
まとめ
といった感じで徳島県にある大麻比古神社を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
お正月の初詣は、屋台も出て大勢の参拝客で賑わいを見せますが、個人的にお勧めするのは、普段の休日にのんびりと賽銭投げをして、ドイツ館、ドイツ橋まで散歩がてらに歩かれたら新しい発見があり、気分も気持ちよくなりますよ。
アミューズメント施設ではありませんし、神聖な施設ですから、当たり前ですが粗相のないようにご利用くださいませ。
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