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目次
日本のエーゲ海
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日本のエーゲ海の魅力
岡山県の瀬戸市内の港町に牛窓(うしまど)というところがあります。
まだまだ一般にはなじみが薄いようですが、「日本のエーゲ海」のニックネーム通りの見晴らしの良さに我が意を得たり、と思っております。
現地へはJRの赤穂線の邑久(おく)駅からバスに乗って約20分で着きます。
・邑久駅から【東備バス「牛窓行」乗車、約20分で牛窓へ】
・邑久駅から【タクシー乗車、約15分で牛窓へ】
まずお勧めは、牛窓オリーブ園です。小豆島のオリーブ園と双璧の規模を誇ります。
また、そこから見える美しい景観も一見の価値があり、牛窓オリーブ園の山頂付近から見下ろす多島海の眺望は「日本のエーゲ海」と呼んでも言い過ぎには当たらないと思います。
岡山県有数のマッシュルームの生産地でもあり、他には牡蠣の生産も盛んです。
こちらもどうぞ:長岡まつり大花火大会は、日本人として後世にも絶対に残していきたいイベントです!
現在、牛窓オリーブ園には約2,000本のオリーブの木が植えられています。
そして、テレビや映画のドラマのロケ地としても有名で、色んな映画が作られています。
私も、「あ~。あの映画のシーンはここで撮られたのか」と急にその場面を思い出したりすることもあります。
私が不思議に思うのは、小豆島のオリーブ園は全国的に名が知られていますが、ここのオリーブ園は岡山県の人以外にはほとんど知られていないと言うことです。
それどころか、牛窓の名前を私が住む横浜の友人に言っても、聞き返されるだけで、知っている人は皆無でした。
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓412-1
TEL 0869-34-2370
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アクセス
山陽自動車道「備前IC」下車。「岡山ブルーライン」の道路標示に従い一般道を少しだけ経由し同線へ邑久IC下車、県道39号線を「牛窓」方面の道路標示に従い走行してください。
牛窓の文化を知ろう
そこで、牛窓の歴史と文化を知るために、まず瀬戸内市にある海遊文化館に行き、色々な展示物をみてここがどんなに楽しく過ごせる場所なのかをじっくりと味わうのも悪くありません。
ここでは、決まり文句ではありますが、時間がゆったりと流れているので、日頃せっかちな私などは、ここに来ただけで心が洗われる様な気持ちになります。
夏なら牛窓海水浴場でたっぷりと遊び、その後、すぐ横にある牛窓神社にお参りに行くのが定番になりつつあります。
この海水浴場は遠浅で子供(孫)達と一緒に来るには最高ですね。
海水浴場は遠浅ですが、正直、神社を登る石段は363段あり、結構きついです。
ただ、途中で展望台がありますので、そこで一服してからまた登ればそんなに体力をロスしないで登れます。
そして、うっそうとした木立の間にある長い石段を登りきった林の中に神社が鎮座しております。
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓2147
電話番号:0869-34-5197
そこまでの歩く過程が私は大好きで、私が行った時期は夏にも係わらず、余り周りに人がいなくてうっそうと茂った木立が日陰を遮ってくれました。
他にも沢山ある名所旧跡
神社でお参りした後は白い建物があざやかな海遊文化館で過ごすのは如何でしょうか?
牛窓神社祭秋祭りで使われる山車が展示されています。
牛窓秋祭り
牛窓地区の氏神様、牛窓神社の秋の祭礼では港町が祭り一色に染まります。唐子踊や太刀踊が奉納され、御神輿やだんじりが町を巡行。この日ばかりは静かな牛窓の町にも、県内外から数多くの人々が集まってきます。開催日:10月第4日曜日
場所:牛窓地区
出典:瀬戸内市観光協会
それと江戸時代に朝鮮通信使節団がここを訪れた時の衣装や当時の町の様子を描いた絵画などの貴重な展示物を見ると、その当時の善隣友好関係がよく分かります。
現在の日韓関係の最悪な状態と比べると隔世の感があります。
近くには寒風古窯古墳群があり、そこでは当然のことながら陶芸体験が出来ます。
一世を風靡した竹久夢二
私の一押しは大正時代(1912-1926)を代表する画家、詩人「竹久夢二」の生家です。彼は造り酒屋の次男として生まれ、16歳までそこで育ったのです。
家の中は当時のまま保存されていて、一部、夢二の作品も展示されています。
近くには夢二の設計による東京に建てたアトリエ付きの自宅「少年山荘」が復元されていて、夢二ゆかりの品の展示がされています。
とくに大正ロマンの世界を描いた美人画はつとに有名です。
私は夢二の一筆箋を購入し、今でも家で使っています。
ただ、夢二美術館は牛窓にはなく、岡山市内にあるそうです。
そして、レンタサイクルで自転車を借りて、昔のたたずまいを残す家が多い唐琴通りをゆっくりと走らせると牛窓の自然を満喫できるでしょう。
勿論、自転車から降りて押さなければならない場所もありますが。それはそれで楽しいです。
瀬戸内料理の新鮮なこと!
牛窓でのお泊まりは、1泊2食で新鮮な瀬戸内の魚料理食べ放題の高台に位置する旅館をお勧め致します。
どこも1泊平均6千円台から9千円ぐらいまでで、1万円札でおつりが来る旅館が沢山あります。
どの大浴場も瀬戸内海を見下ろす絶景風呂となっております。
最近は外国人も遅まきながらというか、ようやく牛窓の魅力に気がついたらしく、チラホラ見かけます。
個人的には何か牛窓は今までのように静かなままでいて欲しいという気持ちと、もっと広くあまねく知らせて、皆に魅力を伝えたい気持ちとが交錯して複雑ではありますが。
と、ご案内の様に、“費用対効果“ 抜群の牛窓に皆様も是非一度足を運んでみては如何でしょうか?
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